5万円+クーポンに落ち着きつつある給付金
与党「10万円相当」給付で合意 自民、年収960万円以下主張(時事通信)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/c832dfdcbd2b1ee91a9422275c1162354ab6c0a9
先程入ってきたニュースですが、公明党・自由民主党の競技の末、コロナ給付金は18歳未満、年収960万以下の世帯に限り、5万円の現金と、来春5万円のクーポンとなる見込みとなりそうです。
度重なる懸念と問題点
まず、未だに与党内でモメている時点で、あまりにも決定に時間がかかりすぎています。
生活困窮者への給付は待ったなしの状況。ホームレスになったり自殺を考える人が激増する中、何をのんきなことをやっているのかと思わされます。
そして、10万円給付のはずが、半分はクーポン。しかも来春。これでは効果が著しく損なわれます。
疑われる業者との癒着
昨年のGoToキャンペーンでは、電通などの企業へ施策を丸投げし、極めて高額の委託費を支払っていたことがわかっています。
民間委託で丸投げ、中抜き…経産省の独自ルールに問題か:朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASN7T6WR6N7PULFA028.html #経産省の民間委託
これでは、首相の首をすげ替えても何も変わらない「古い自民党」と思われても仕方のないことでしょう。
先の衆議院選挙では、石原伸晃氏、甘利明氏など、いわゆる重鎮たちが相次いで落選しました。そして若者の投票率も高かった。これは、古い自民党に嫌気が差した若者の意思ではないでしょうか。
そして選挙では「成長と分配」と言っておきながら、困窮世帯にすら給付する気がない。
「喉元すぎれば」といいますが、選挙が終わってあまりにも慢心していると言わざるを得ません。
根拠のない給付の線引き
18歳以下、960万円以下の世帯年収。何が根拠でこの線引なのでしょうか。
そして、線引をするほど事務手続きに膨大な時間がかかり、給付は遅れることとなります。
これまでの給付の経緯を見ても、給付は早くて来春か、それ以降となることが予想されます。やはり遅すぎます。
繰り返しになりますが、総裁選、総選挙が終わった途端に慢心して、国民を顧みない政治と思われても仕方ないでしょう。
そして半年後の参議院選挙を考えても、政局に悪影響が出ることを考慮していないのでしょうか。
どうか困っている国民を救う政治を行っていただきたい。そして半年後の参議院選挙の判断材料として、国民はその動向を見守る必要があるでしょう。