繰り返しになりますが、直接での対話や電話を強要するのは、やはり「空気」が伝わらないからでもあります。
メールでは権力者の圧迫が伝わらないのです。
また、圧迫が伝わるような内容が広まれば、大問題になります。
「所内アンケート」のような調査の場合、流石に全員に聞き取り調査をするわけには行かないため、メールでのアンケートが来ます。
ただこれが曲者で、空気が読める人間は無難な回答をしますが、体制に反対する意見をすると、その者にだけ直接聞き取り調査が来ます。
そしてイエスと言うまで圧力をかけられ、首肯を余儀なくされます。
管理職に上がった従業員は、こういった圧をかける能力も非常に長けており、うまく誘導し、圧力をかけ、肯定を強要します。しかも言葉は使わず、空気でです。
意見をすると鼻で笑う、無言になってじっと見てくる、おちょくる、そして圧迫。
コロナ禍において、私は休職していましたが、やはり出社での面談を強要されました。緊急事態宣言で、県境を超える異動を辞めるよう勧告されている状況においてです。これは、やはりメールでは圧が伝わらないためです。
もちろんこれも和を持って尊しとなすという、うまく回る部分があるのでしょう。
しかし技術者としての資質を評価してほしいという純粋な思いの者には耐え難いものです。
ちなみにリモートワークもあまり進んでおらず、従業員にもよりますが8割程度は出社していました(2021年1月時点)。
職場では何度もコロナ陽性者が出ており、都度消毒作業の後、また出勤しているようでした。