様々なエントリーで書いていますが、ADHD者はとにかく好きなこと、興味のあることを職業にしないと苦痛になります。
これを第一条件にして仕事を選ぶことは必須でしょう。
しかし、自分が好きでもそれが実は得意でなかったり、他人から求められていなければ趣味で終わってしまい、お金を稼ぐのは難しいでしょう。
私が様々な適職探しの本を読んできて、多くの本に書いてある基本は
「自分がやりたいこと」「得意なこと」「他人に求められていること」
この３つの重なるところを職業にするということです。
この「自分未来編集」は自分の中にあるこういった情報をひたすら書き出して、組み立てていく（編集する）という方法を紹介しています。
この本の素晴らしいところは、全体を通して職業を選ぶ（作る）上でのマインドセットについても深く述べられており、モチベーション高く進められることです。
本書の前半では、自分の中から「情熱」「才能」「本音」など７つの要素を抽出して編集していきます。
これまで自分がたどってきた道、どういうことに情熱を抱くかを明らかにします。
また、どんな能力や適正を持っているかを明らかにし、そして自分はどうなりたいか。
これらを明らかにし、自分が何が好きで、強みがあり、他人に求められているのかを分析します。
そして後半では、目標を定めたところで実際に起こす行動を戦略的に立てていき、実行に移していきます。
様々な適職探しの本を読んできましたが、この本はその中でも５本の指には入る名著です。
ぜひ読んでみて、あなたに必要な情報を得てみてください。
【ADHD×転職】おすすめの本「自分未来編集」