Notes-日々感じたこと-

自動車メーカーの排ガス不正はなぜ起こるか考えた

 
日産自動車は7月に、新車の排ガス検査の測定値を改ざんしていた事が発覚しています。
 
これには無資格の従業員が完成車の検査をしていました。
 
Syazai kaiken
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日経新聞に掲載された記事から、原因として考えられるのは以下など。
 
(1)メーカー任せでチェック甘く
 
(2)技量不足でごまかし
 
 
これらについて、近い仕事をしている私が考察してみました。
 
 
まず(1)ですが、検査でエラーが出たときの手続きがめんどくさかったのかなと思います。
報告書を書かなければならなかったり、報告連絡相談が増えたり。
決められた作業標準はあるでしょうから、それを破る原因はそのあたりかなと思います。
 
そして(2)。
職場のコミュニケーションがうまく取れていなかったのかなと思います。
技量が足りないのをごまかすということは、相談ができる環境がなかったのではないでしょうか。
昨日のブログでも書きましたが、会話のない冷え切った職場はこういった弊害が起こるでしょう
 
大前提として昨今の排ガス規制が非常に厳しいし、さっさとEVへシフトするのが正しい経営判断じゃないかと思うのですが、研究員や生産者の雇用を保つなどのしがらみでできないのかもしれませんね。
 
 
 
 

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