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煽り運転の心理的コストが車離れを加速させる

私は車を所有する事で生じるコスト、それにより車離れを加速させているのは、金銭的コストよりも心理的コストだと考えています。(私と家族もこれで車を降りました)
自動車のおおまかな維持費は、年間44万円+車両代だそうです(コンパクトカーの場合)。
これは利便性を考えたら決して払えないコストではないでしょう。
しかし心理的コスト、特に不快な思いをするリスクは計り知れません。
●ガラの悪い連中から危険に晒されるリスク。
車間を詰められたり幅寄せされたりなどというのは車社会において日常茶飯事。
ひどい場合には前方で急ブレーキをかけたあげく下車して絡まれたりします。


●故障で動かなくなるリスク
運転中の故障はもちろん、長期間乗らない場合バッテリーがあがって動かなくなってしまう。やきもきしながらそれを不安に思うコストもあります。
●運転中に事故を起こすリスク。
よく言われる事ですが、人間が関与している以上、他人に怪我を負わせるリスクは必ずあります。
これらは近年の、特に若い世代が重視する「こころよい体験型の消費」に真っ向から逆らう事象です。
これらをどうにか払拭しない限り、自動車の販売数はどんどん先細りして行くのではないでしょうか。

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